無線通信(ワイヤレスブロードバンド)の概要

無線通信(ワイヤレスブロードバンド)の概要 インターネット回線

インターネットに接続するには光回線やADSLなどの固定回線を開通させる必要があります。

しかし、インターネットに接続するための方法はそれだけではありません。

Wi-FiやWiMAXなどの無線通信を利用することでもインターネットは利用可能です。

なぜ無線通信(ワイヤレスブロードバンド)が必要?

固定回線からケーブルをパソコンに繋げればインターネットは利用できます。

しかし、それでは携帯電話などの移動しながら使うモバイル端末は途方もない長さのケーブルが必要になり町中がケーブルの海に飲み込まれてしまいますよね。

「だから無線通信が必要なのか!」

という訳ではありません。

それはあくまで、無線通信が普及した結果、実現されたものにすぎません。

そもそもは、ラストワンマイル問題を解消するため

そもそもインターネット回線というのは、場所によってかなり整備のしにくいものなんです。

例えば山の奥地や本土から離れた離島など様々ですが、それらの場所では通信回線の設置に要するコストが高くなる傾向にあります。

住宅が散らばっている地域で、各家庭や施設にインターネット回線を開通しようとすると、それに掛かる費用は都心部に比べて高くなり、その費用を回収することが難しくなります。

これをラストワンマイル問題と言います。

その問題を解決するために生み出されたのが、無線通信技術です。

基地局のカバーする範囲内であればケーブルを設置する必要がない

ケーブルを用いたインターネットに接続するサービスには光ファイバー、ADSL、CATV、FTTHなどが存在しますが、これらは自宅や会社など、インターネットを使う場所までケーブルを設置する必要があります。

無線通信であればその必要はありません。

基地局を設置して、通信可能エリアをまとめてカバーすることができるので、目的の場所まで個別でケーブルを設置する必要はなくなります。

またその副産物として、エリア内での通信が可能であることから、利用者は一つの場所に縛られることなく通信を行えるようになります。

そのおかげでスマホやケータイなどで、移動しながらでもインターネットが利用できるようになったんですね。

無線通信(ワイヤレスブロードバンド)の仕組み

無線通信の仕組みを理解するとより、より一層、WiMAXについての理解も深まります。

無線で通信を行うという事は、肉眼では見えない電波を、どこからか受信したり送信したりしているという事です。

あなたが手にしているモバイル端末は、いったい、どこと電波のやり取りをしているのでしょうか?

簡単な無線通信のイメージは下図の通りです。

(基地局と電波のやり取りをしている図)

世界中にこのようにして電波の送受信を担う基地局が設置されており、モバイル端末は最寄りの基地局と電波のやり取りをしています。

電波を肉眼で捉えることはできないので、なかなか実感しにくいかとは思いますが、しっかりと電波は送受信されています。

ここで頭に浮かぶのが、世界中どんなところでも無線通信は利用できるのか?という疑問です。

上に示した図のように、基地局がカバーしている範囲内であれば無線通信は可能です。

しかし、その範囲から出てしまうと、電波が届かない&届けられないという状況になり、無線通信は出来なくなってしまいます。

これがいわゆる「圏外」というものですね。

山奥などで、モバイル端末の画面に圏外の表示が出るのはこのためです。

電波の届く範囲内に、基地局が存在しないがゆえにそうなってしまうのです。

その他にも電波が届かない場所として、地下などの閉鎖された空間などが挙げられます。

それもそのはずで、電波というのは人智を超越した摩訶不思議なものではなく、肉眼で見えないだけで、しっかりと存在し観測することのできるもの。

当然ですが分厚い壁などがあれば、電波の動きは遮断されてしまい、電波はその壁の中には届きません。

電波が届かないという事は圏外であるという事です。

屋内などの壁に囲まれた場所で無線通信が不安定になるのはそのせいです。

電波にとっては壁などの遮蔽物は厄介なものだということですね。

無線通信をするうえで重要なのは通信する場所

電波の強度を左右する要因は遮蔽物の他にも、

  • 利用している端末そのものの性能
  • 接続している基地局の混雑具合

など、様々なものがあります。

しかし、そもそも電波が届く場所で通信をするという事が大前提として重要です。

電波が届かなければ通信できず、インターネットに接続できません。

電波が届くという前提のうえで、端末のスペックなどに気をかけると、より快適にインターネットを利用できます。

無線通信を行うなら、まず第一に電波の届きやすさを重視すべきでしょう。

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