WiMAXならすぐにインターネットが使える!
って本当?
あるサイトでは「すぐに使えるインターネットといえばWiMAX!」
またあるサイトでは「WiMAXよりも光回線!」
いや、どっちやねん。
すぐに使えるインターネットは光回線なのかWiMAXなのか…一体どっちなんだい!
という疑問に終止符を打ちましょう。
結論から言うと、どっちも早く使える
WiMAXはルーターさえ手に入れば即インターネットに接続できます。
申し込むプロバイダにもよりますが、早ければ申し込んだ翌日にルーターが届きます。
それに対して、光回線は開通工事が必要で、早くても2~3週間はかかります。
引っ越しシーズンなどの繁忙期には1ヶ月以上かかることも。
そうやって聞くと、「じゃあWiMAXの方が早いじゃん」と思うかもしれません。
ですが、
光回線を取り扱う企業によっては、インターネットお急ぎ便というサービスで、そのデメリットを解消できるようにしているのです。
インターネットお急ぎ便ですぐにインターネットが利用可能
光回線を申し込む場合、このインターネットお急ぎ便を利用すれば、申し込んだ翌日にインターネットが利用できます。
インターネットお急ぎ便というのは、開通工事完了までのインターネット環境が整わない期間中に、無料でポケットWi-Fiを貸し出してくれる、というサービス。
「開通工事が完了するまではこれで我慢してね」というサービス精神の表れですね。
しかも、早ければ申し込んだ翌日にポケットWi-Fiが届きます。
ポケットWi-Fiさえあれば、その場ですぐにインターネットに接続することが出来ますね。
フレッツ光や光コラボで、このインターネットお急ぎ便が利用できます。
つまり、WiMAXでも光回線でもインターネットはすぐに使える
というわけです。
超高速な光回線、NURO光ではインターネットお急ぎ便が使えない
光回線の中でも圧倒的な通信速度を誇るのがNURO光。
しかし、NURO光にはインターネットお急ぎ便のようなサービスがないので、開通工事が完了するまではインターネット環境が整いません。
なので、光回線を申し込んでなおかつ、すぐにインターネットを使いたいという人は、インターネットお急ぎ便が利用できるフレッツ光か光コラボを選ぶことになります。
すぐにインターネットが使いたくても、ほんの少しだけでも慎重に
光回線もWiMAXも、一度契約すると2年、3年と契約期間が続きます。
途中解約しようとすると違約金がかかるので、できれば慎重に選びたいですよね。
でも、なるべく早く使いたくもあるんですよね。
人間とは実に欲張りなものです。
でもそれは仕方ない。
WiMAXと光回線を比較してみる
WiMAXと光回線で迷う理由は、
- 通信速度の違い
- 月額料金の違い
ズバリこの2点ですね。
WiMAXにするか光回線にするかは人によって異なる
例えば、毎日何時間もインターネット動画を観るという人は、WiMAXでは満足できないかもしれません。
WiMAXの通信速度は光回線よりも遅く、無線による通信のため、接続状況が不安定になることも稀にあります。
なので、ストレスフリーで頻繁に長時間動画を視聴するためには、光回線は欠かせません。
家族で一緒に使うという場合にもWiMAXは不向きです。
WiMAXの利点は自宅だけでなく外に持ち運べて使えるという点ですが、家族の誰かが持っていくと、他の人がWiMAXを使えなくなってしまいます。
〇光回線が向いている人〇
- 1つの回線を家族で一緒に使う
- 毎日インターネット動画を何時間も視聴する
- 据え置き型ゲームやPCゲームのオンラインプレイを不自由なく楽しみたい
正直、WiMAXで充分
ただ、そうでない人はWiMAXで充分です。
なぜなら、WiMAXの通信速度は充分に早いから。
光回線の通信速度とWiMAXの通信速度を比較してみましょう。
WiMAXの通信速度(下り) | 758Mbps |
光回線の通信速度(下り) | 1000Mbps |
「下り」というのはダウンロード方向を表しています。
youtubeで動画を観たり、ウェブサイトを表示する際に関わってくるのがこの下りの通信速度です。
ほとんどのインターネットユーザーが重視すべきはこの下りの速度。
ちなみに、アップロード方向は「上り」と言います。データを送信する速度に関わります。
上りの通信速度を気にする人というのは、youtubeなどの動画サイトに動画を投稿したり、ウェブにコンテンツをアプロードする人に限ります。
公式発表の通信速度、所詮は理論値
WiMAXも光回線も、企業が公開している通信速度は所詮は理論値にすぎません。
完璧な通信環境が整った場合に測定される、理論上の最高速度ですね。
これをベストエフォートと言います。
実際はWiMAXも光回線も、758Mbpsや1000Mbps なんて速度は絶対にでません。
実際の通信速度は以下の通り、
WiMAXの通信速度(下り) | 10Mbps~40Mbps |
光回線の通信速度(下り) | 50Mbps~150Mbps |
WiMAXに関して、公式で実測値40Mbps~80Mbps程度の下りの通信速度が出ると発表されていますが、実際に利用者が観測したものでは、10Mbps~40Mbpsの場合がほとんど。
もちろん、100Mbps以上の速度が出る場所もありますが、多くはありません。
光回線も同様に、実際の通信速度は、公式発表よりも低い値が観測されています。
実は、通信速度は10Mbpsあれば充分
インターネットを利用する際、通信速度は10Mbps程度あれば十分です。
ヘビーユーザーでもない限り、実はそれほど通信速度は必要ないんです。
人それぞれインターネットで利用するコンテンツに違いはありますが、主要なもので言えば、
- youtubeなどのインターネット動画サービス
- line電話やスカイプなどの通話サービス
- 音楽のストリーミング
- ウェブサイトの閲覧
- メール
- lineなどのチャットサービス
などが挙げられますね。
この中でも、youtubeなどのインターネット動画サービスは、一番データ量が多く、通信速度を要求されます。
youtube公式が発表している推奨環境は、1Mbps以上の通信速度。
そして、上に挙げた各コンテンツは、インターネット動画サービスよりも、要求される通信速度は低い。
つまり、WiMAXで10Mbps程度通信速度が出れば充分にインターネットが利用できるということです。
WiMAXは光回線の半額
WiMAXも光回線も、一度契約すると2年、3年と契約期間が続きます。
それならなるべく安い方がいい、というのが本音ですよね。
WiMAXは光回線のおよそ半額の料金で利用できるので、出来るだけ安くインターネットを利用したいという人にはWiMAXの方が魅力的でしょう。
一人暮らしや単身赴任、出張ならWiMAXの方がイイ
WiMAXの利点は外に持ち運べるという点です。
WiMAXの場合
一人暮らしであれば、自宅用のインターネットとしてWiMAXを利用でき、外でもWiMAXを持ち歩くことで、スマホの通信制限を気にすることなくインターネット動画を観ることができます。
こうすることで、スマホやケータイのデータ通信プランを安いものに変更して、トータルでの毎月の通信費を抑えることができます。
単身赴任や出張の際にも、同じことが言えます。
光回線の場合
それに対して光回線の場合は、自宅内でしか利用できないので、外で利用するインターネットはスマホやケータイに依存しなければなりません。
その場合、スマホやケータイのデータ通信プランは高めに設定していないと、不便に感じてしまいます。
そうなると、光回線の場合は、WiMAXに比べて割高な回線料金と、割高なスマホ・ケータイ代を払わないといけなくなってしまいます。
つまり、料金で見るなら明らかに光回線よりもWiMAXの方がイイという結論に。
一人で利用するインターネット環境としては、通信速度が充分で安く使えるWiMAXでイイ。
ということですね。
なるべく早くWiMAXが欲しいならこのプロバイダ
なるべく早くWiMAXを利用したいときは、最短即日発送を行っているプロバイダを選びましょう。
早ければ申し込んだ翌日に、遅くても2~4日程度でルーターが届きます。
そして、その最短即日発送を行っている主要なプロバイダは以下のところです。
- カシモWiMAX
- UQ-WiMAX
WiMAXの月額料金比較の詳細についてはこちら
カシモWiMAXはこちらです。→カシモWIMAX
まとめ ~一人で使うならWiMAXの方がいい~
光回線もWiMAXも申し込めばすぐにインターネットが利用できます。(光回線は開通工事が終わるまでポケットWi-Fiを貸し出してくれるから)
家族で利用する場合や、大容量のデータ通信を利用する場合は光回線の方が便利です。
一人で利用するのであれば、WiMAXで充分です。
WiMAXなら光回線の約半額ほどで利用できるうえに、外へ持ち運べるので、出先で通信制限を気にせずインターネット動画を楽しむことも可能です。
自分の利用状況を考えることで、光回線にすべきかWiMAXにすべきか見えてくるでしょう。