【WiMAX】USB型端末のU01をおすすめしない理由

WiMAX端末

WiMAX端末の中でも異彩を放つ存在。

それが「Speed USB STICK U01(以下、U01)」です。

他のWiMAX端末と同じように、U01はどこにでも持ち運び可能なモバイルルーターですが、パソコンに挿し込んで利用するために設計された、USB型の特殊な端末です。

一見、面白そうな端末ですが、あまりおすすめされることはありません。

なぜおすすめされないのか、その理由を解明していきましょう。

U01のスペックを比較で分かりやすくしてみる

最新のWiMAX端末であるW05と比較して、U01のスペックを見てみましょう。

U01と最新端末W05の比較表
 

U01

W05

最大通信速度(下り) 220Mbps 758Mbps
最大通信速度(上り) 25Mbps 112.5Mbps
WiMAX2+対応
au 4G LTE対応
端末の重さ 38g 131g
端末の大きさ 高さ94×幅32×厚み13.5mm 高さ130×幅55×厚み12.6mm
発売日 2015年1月 2018年1月

U01は、端末本体が小さくて軽くて扱いやすい事以外は、W05より劣っています。

そもそも、U01が発売されたのはW05の3年前なので、スペックが低いのは当然といえば当然ですよね。

インターネットを利用するにあたって、通信速度は速いに越したことはありません。

スペックだけ見てもU01を積極的に利用したいと思う人はなかなかいないでしょう。

 

U01の特徴

次にU01の特徴を見ていきましょう。

他のモバイルルーターにはない珍しさがU01にはあります。

付属品のTriprouterでU01が使いやすくなる

通常は以下の画像のように、パソコンのUSB端子の差し込み口につなげて利用します。

付属品のTriprouterを利用することで、W05などのモバイルルーター同様に、パソコンに直接つなげることなく、Wi-Fi接続(無線による接続)で通信できるようになります。

 

Triprouterはモバイルバッテリーとしても使える

Triprouterは充電器としても使うことができます。

バッテリー容量は2,500mAhあるので、十分モバイルバッテリーとしても使えます。

ちなみに、2,500mAhというのは、スマホ1台分前後のバッテリー容量です。

Triprouterはモバイル機器とまとめて充電可能

電源が一つあれば、Triprouterを受電しつつ、Triprouterに繋げたモバイル機器も一緒に充電できます。

旅行先や出張先、はたまた災害時に1つしか電源がない、というときにも難なく対応できますね。

 

U01がおすすめされない理由

上で掲載したスペック表のとおり、U01は最新端末に比べて、最大通信速度で大幅に劣ります。

また、U01の付属品であるTriprouterは、モバイルバッテリーとしても使えますが、その容量は2,500mAh。

市販のモバイルバッテリーには2,500mAh以上のものがあるので、U01を持つ必要はありません。

積極的にU01を使う理由はほぼないと言っていいでしょう。

 

U01のメリット

それでも頑張ってU01のメリットを挙げるのであれば、以下の一点。

U01自体は充電の必要がないため、パソコンに繋げることが前提の場合は、他のモバイルルーターと違ってU01本体の充電を気にする必要がない。

U01が向いている人

  • WiMAXはパソコンで使うことがほとんどで、モバイル機器には使わない
  • 通信速度にこだわりがない
  • モバイルバッテリーを持っていないから、あれば嬉しい

この3点に当てはまる人には、U01は悪くないと言えるでしょう。

 

U01を扱っているWiMAXプロバイダは少ない

主要なプロバイダでU01を取り扱っているのは

のみです。

WiMAX通信回線の提供元であるUQコミュニケーションズ社が運営するUQ WiMAXでも、U01は取り扱っていません。

WiMAX契約時にU01を申し込む場合は、選択できるプロバイダが限られてしまうというのは一つのデメリットといえますね。

契約するプロバイダによって、WiMAXの月額料金は変わるので、よりお得にWiMAXを利用したいという人には、U01は向かないでしょう。

 

もともと法人向けに販売開始されたU01

Speed USB STICK U01は、2015年1月に販売が開始されましたが、もともとは法人向けのものでした。

当時は、WiMAXで下りの最大通信速度220Mbpsというのは、悪くありませんでした。

しかし、翌年には下りの最大通信速度440Mbpsの「WX03」が発売され、更に数ヶ月後には「W04」という下りの最大通信速度558Mbpsが発売されました。

そんな中、2017年2月にTriprouterが発売され、U01が強化されたかと思いきや、通信速度は変わらず、モバイル機器とも接続できるようになっただけ。

モバイルバッテリーとして十分使えるものの、バッテリー容量は2,500mAhと決して大容量とは言えない大きさ。

現在は最新機種である「W05」が下りの最大通信速度758Mbpsを実現して、U01の存在感はさらに薄くなってしまいました。

まとめ

Speed USB STICK U01を使う場合は、パソコンの電源を気にすればいいだけなので、他のモバイルルーターよりも気が楽といえば楽。

小さくて軽いので、荷物が多くなりがちなビジネスの現場では、他の機種よりも意外と使いやすいです。

ですが、最大通信速度は最新のルーターを比べると遅いので、自分のWiMAX利用シーンを思い浮かべて、慎重に吟味してください。